インタファクス通信によると、ロシア空軍幹部は8日、爆撃機ツポレフ22M3の2機が同日、演習の長距離訓練飛行で日本海上空へ向かい、緊急出動した日本の航空自衛隊のF15戦闘機計4機に2回にわたって追尾されたと表明した。 欧米と対立を深めるロシアは昨年から戦略爆撃機の長距離飛行訓練を再開。欧米の戦闘機が緊急出動して追尾されるケースが相次いでいるが、日本の自衛隊に追尾されたとロシア側が表明するのは異例。 ロシア空軍側は、他国の領空侵犯はしておらず、飛行は国際法に従っていると説明。戦闘機スホイ272機が爆撃機を護衛して飛行していたとしている。(共同)