[読了時間:2分] 書体データ販売のモリサワが8月10日に参入を表明したクラウドフォントサービス(「TypeSquare」という仮称で2011年度中に展開)は、書体データをクラウド上に展開し、インターネット経由でデータを配信するというもの。必要なデータを適時ダウンロードすることができるため、スマートフォンなどストレージ容量が小さくデバイスでもフォントをインストールすることなく利用できる。しかし、実際、どのように使うものなのかピンときてない人もいるのではないだろうか。 仕組みは単純だ。ウェブページのスタイルシート(CSS3)でフォントのデータが書かれたURLを指定するだけ。ページを表示する際に、当該フォントデータをダウンロードしにいく仕組み。フォーマットはウェブ用途に特化したWOFF=Web Open Font Formatという形式が使用されていることが多い。WOFFは、2011年8月4日