今年メジャー初昇格を果たした西田陸浮。原点である大学時代の野球生活を振り返ってもらった 【筆者撮影】 かつて毎年夏になると、オレゴン州東部のマウント・フットでスノーボードの取材をしていた。夏でも雪が残り、世界中からトップライダーが訪れるからである。まだ中学生だったショーン・ホワイトとも、そこで会った。 山の近くまで行くとスーパーなどもなくなるので、山へ向かう前、あるいは休日に買い出しに行くのが、グレシャムという小さな町。そこに西田陸浮(3Aシャーロット)が通っていたマウントフット・コミュニティカレッジがある。 「なんもないですよね」 西田はそう苦笑したが、確かに自然は豊かだが、野球環境として適しているとはいえない。夏の暑さは我慢できても、冬は雨が多い。西田もこう振り返る。 「外で練習したことはもう、記憶の中でほぼ何回かしかないです。そもそも(練習が)オフになる。練習場所がないので」 では、

