セキュリティベンダーのSymantecが米国時間5月25日に発表した報告書によると、すべての電子メールの90.4%がスパムだという。つまり、電子メール1.1通につき、1通がジャンクだということだ。さらに、4〜5月までの短期間で、スパムの量が5.1%急増したという。 Symantecの報告書「May 2009 MessageLabs Intelligence」では、そのほかの傾向も明らかにされている。近頃のサイバー犯罪者は、信頼性の低いウェブサイトをハイジャックするのではなく、より古い定評のあるドメインにマルウェアをホスティングさせる手法を好んで用いている。報告書によると、悪意のあるコンテンツを含んでいるとしてブロックされたすべてのドメインのうち、84.6%は1年以上前から存在するものだという。現在、最も脅威にさらされているドメインタイプは、ソーシャルネットワーキングである。なぜなら、これら
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