悪質な自転車運転の取り締まりを強化しようと、京都府警は12月から、ブレーキが整備されていない「ピスト」などの自転車の運転や酒酔い運転に対し、警察官が発見次第すぐに交通切符(赤切符)を交付する。複数回の警告に従わない場合に交付するのが一般的で、「ピスト」と酒酔いに即交付の方針を打ち出すのは全国初という。 府警交通指導課によると、信号無視▽一時不停止▽通行禁止違反▽2人乗り▽無灯火--の5項目についても取り締まりを強化。見つけた警察官が警告し、従わなければ赤切符を交付する。中学生を除く15歳以上が対象。赤切符が交付されると、罰金刑が科される可能性がある。 府警が今年、自転車運転者に交付した赤切符は10月末時点で3件で、いずれも刑事罰の対象にならなかった。同課は「安全意識向上のきっかけにしたい」としている。【林哲平】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く