デザイナー、写真家、作曲家と多彩な顔を持つJan Skácelík氏のスタジオは、一見ものが雑多におかれた、いわゆる「男の作業部屋」ですが、やる気がわかない、仕事がはかどらないといった空間ではありません。 机が主役のきっちりした仕事場よりも、楽しみやモチベーションが高まるようなクリーンで創造的な環境をつくることにこだわっているからこそ、このような部屋になったのです。 ひらめきの瞬間が訪れる機会を増やし、創造的な成果に結びつける機会を増やすため、デスクスペースを狭くして、自由に動きまわれるスペースを広くとっているそうです。 言われてみれば、自由な発想や斬新なアイデアを生み出すのに、デスクに張り付いている必要はありません。自分がこの部屋において何をすべきで、何をしたいのか? という利用目的がはっきりしているからこそ、的を射た気配りが行き届き、心地よい一室となっています。 自宅で仕事をしていても