高橋直大――彼を形容する言葉は幾つかあるが、ITmediaの読者であれば、「アルゴリズマー」という言葉が最も彼をよく表していると知っているかもしれない。ITmediaの超人気連載「最強最速アルゴリズマー養成講座」の筆者が彼だからだ。 Microsoftが全世界の学生を対象に毎年開催している技術コンテスト「Imagine Cup」の2008年度大会で、当時まだ成人になったばかりの彼は、アルゴリズム部門に日本代表として参加、並みいる強豪を押さえて世界第3位に入賞し、その非凡な才能を世に知らしめた。 その後、慶應義塾大学環境情報学部に通う傍ら、上述の連載を開始するなどして、一般には難解に思われがちなアルゴリズムを身近なものにさせようと奮闘してきた高橋氏。それと平行する形で、世界中からトップレベルのプログラマーがオンラインで参加しているプログラミングコンテスト「Topcoder」にも参戦し続けてお