ここで指定する「集合式」には、反復処理の対象とする「値の集合」を定義したオブジェクトを表す式を指定します。またその式の評価結果は、「java.lang.Iterableインターフェイスを実装したオブジェクト」「配列のインスタンス」のどちらかになる必要があります。 Iterator(イテレータ)を使った場合 まず、「java.lang.Iterableインターフェイスを実装したオブジェクト」の例を見てみます。その前に、APIリファレンスの「java.lang.Iterableインターフェイス」を参照してみましょう。すると、このインターフェイスには「java.util.Iterator iterator()」というメソッドが宣言されていることが分かります。前回の「キュー構造をJavaで実装してジェネリック型を理解する」で説明したことを思い出してもらえば、このメソッドではジェネリック型を利用して
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