Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2019-08-06 06:30 1994年には、Linuxをお金にするにはLinuxのインストールCDを39ドル95セントで売るしかなかったが、2016年には、Red HatがLinux企業として初めて20億ドルの売上高を達成するまでになった。しかしこの頃に、同社は長期的な目標をLinuxからクラウドへと転換している。 この記事では、Red HatがCDを発送していたところから、Linux界のトップ企業、そして主要なクラウド事業者の1つに数えられるまでの存在に上り詰めた道のりを振り返る。その上で、今やIBMの子会社になった同社がどこに向かっているのかを考えてみたい。 Red Hat Linuxの始まり Marc Ewing氏は典型的なハッカーの1人で、ノースカロライナ