アマゾンにとって2020年は重要な年になるだろう。 クラウドビジネスから当日配達サービスまで、期待の高まりと同時に競合との争いもし烈さを増してきている。 2020年にウォッチしておくべき観点をまとめて紹介しよう。 アマゾンにとって2019年はなかなか厳しい年だった。 投資家たちは、配送サービスの迅速化やアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)に巨額をつぎ込むアマゾンを見て不安を感じていたはずだ。反トラスト法(独占禁止法)をめぐる厳しい規制環境や競争の激化も、投資家たちの気持ちをくじいたに違いない。 結果的にアマゾンの株価は2019年に23%上昇したものの、この3年間では最悪の数字だし、S&P500(=全米主要500社から構成される株価指数あるいはその構成企業)のリターンを2014年以来初めて下回った。 逆に、アップルやFacebook、アルファベット、マイクロソフトのようなメガテックは軒並みア
![アマゾン、2019年の成長率は「過去3年間で最悪」。それでもアナリストは「買い推奨」のワケ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9ca0d532de4d1a9502a44874416242c85253a9ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2020%2F01%2F18%2F5d826b852e22af08f274f725.png%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)