和歌山市消防局は、職員の不祥事が相次いだことを受けて、通勤時のTシャツ姿や無精ひげなどを禁じる内部通知を全職員に対して行った。 同局は「罰則はないが、徹底をはかる」としており、身だしなみを整えさせることで職員の気持ちの引き締めをはかる。 同局では、今年7月以降、女子中学生に酒を飲ませて乱暴しようとしたとして消防士2人が集団準強姦未遂罪で起訴されたり、オートバイを無免許運転した消防士が摘発されたりと不祥事が続発。綱紀粛正のために、これまで規定のなかった通勤時の服装について指示することにした。 通知では、通勤時には襟付きのシャツを着用してすそはズボンの外に出さないことやジーンズ、Tシャツは使わず、茶髪や無精ひげは避けるなどと規定。同市役所では、すでに職員に対して同様の内容の通知を行っているという。