平成23年7月12日 佐賀県知事 古川 康 佐賀県として現時点における「原子力発電所再起動に対する佐賀県の考え方」をお示しします。 佐賀県は、玄海原子力発電所の再起動に関し、「安全性の確保」、「地元町の意向」、「議会の議論」の3要素に加え「総理の意向」確認が必要との立場をとってきました。 なぜ総理の意向確認が必要と考えているかというと、菅総理は再起動に関し、考え方を明確にしていただいていない、と考えているから、です。 総理が再起動させる必要はない、とお考えなのであればそれに沿った対応をしていくことも求められるのではないか、ということです。 6月29日(水)に海江田経産大臣が佐賀に来られたとき、私は、大臣に対し、「総理に佐賀県に来ていただいて、総理のご意向を佐賀県民に対して明確にしていただきたい」とお願いし