その経済効果が、とうとうバレンタインを追い越したという日本のハロウィン。ところが、「こんなに盛り上がっているのに、まさか日本にないとは思わなかった!」とため息をついたのは、幼少時をアメリカで暮らした友人。アメリカのハロウィンの大定番菓子を探し回ったものの、都内のどこを探してもなかったというのだ。「外国人のお客さんが多いスーパーにも聞いてみたの。置いていたときもあったんだけど、日本では売れないので取扱いをやめたんだって」とくやしそう。 子どもたちにとって、「トリック・オア・トリート(施しをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ)」といってお菓子(食べ物)をもらいに家々をまわるのがこのお祭り一番のお楽しみだが、アメリカでは、そんなハロウィンには欠かせないお菓子があるという。それが、「キャンディーコーン」。オレンジと黄と白に彩られたトウモロコシの粒の形をしたお菓子だ。 キャンディーコーンの業界一の老舗は