【インタビュー】『ロード・オブ・カオス』ロリー・カルキンとブラック・メタル ─ メイヘムの漆黒すぎる事件は「信じられない」 © 2018 Fox Vice Films Holdings, LLC and VICE Media LLC ブラック・メタル黎明期の伝説的バンド「メイヘム」の狂乱の青春を描いた映画『ロード・オブ・カオス』が日本公開となった。 ノルウェー・オスロに拠点を置き、初期ブラック・メタル・シーンの中核的な存在となったバンド「メイヘム(Mayhem)」。彼らは、サタニズム(悪魔崇拝主義)を標榜し、過激なライヴパフォーマンスとコープスペイント(死化粧)で世界のメタルシーンを席捲。同時に、バンドリーダーのユーロニモスは、“誰が一番邪悪か”を競い合うアンダーグラウンド集団「インナーサークル」を結成。活動は過激化し、教会連続放火、暴動、果ては複数の殺人事件まで引き起こし、社会問題に発展