昨日は終戦の日。 記念日などと言うと生前予約をしてくれている戦中派、戦前派の生き残りのじいちゃん、ばあちゃんに嫌な顔をされる。 生前予約をくれたじいちゃんばあちゃんに時々戦中戦後の話をされる事がある 空襲から命からがら逃げ延びた… 食べ物も無く…あの頃は大変だった… 戦争はもう懲り懲りだ……と私達に話をする。 でも……ピーンと来ない。 知覧の特攻平和会館を見ても 可哀想とは思うけれど隊員の本当の気持ちなど判らない… 感覚や感情というものを伝えるというのは非常に難しいからだ。 様々な事件.事故.災害を 『風化させてはならない』と言う しかし それらは時と共に風化し忘れ去られる。 どんな悲惨な出来事でも 幾ら『風化させてはならない』と訴えても、 当事者が、その出来事に依り…得た本当の感覚や感情は誰にも伝わらないからだ 二つの原爆の記憶を始め 関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、