未知の文字を見るのが好きだ。子供の頃に暗号ごっこをやったり、謎の文字を作って遊んだりした人は結構いると思うが、私はこの年になってもその気が抜けず、今でも不思議な文字を見るとわくわくする。 そもそもロシア語をやり始めた理由の一つも、日本人には読み方が分からないキリル文字を使っていたというのがある(さすがにアラビア語はハードルが高すぎた)。 そんなわけで時々ウィキペディアの言語や文字の項目を見てにやにやしているのだが、その中でも一番面白いと思ったのがカナダのイヌイット達によって話されているイヌクティトゥット語である。何故この言語が面白いと思ったのかはまずその文字を見てもらうのが早いだろう。 ごらんの通り、とてもユニークな形状でしかもこれは今も3万人近い人々が使っている実在する言語なのだ。一見不思議な形をしている文字もルーツをたどると他の言語の影響を受けていたり、あるいは使われなくなってしまう中
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