印刷 関連トピックス電力使用制限令マイクロソフト 岩手、宮城、福島の3県へ旅行に出かけると、最高で6万円を補助――。この夏、日本マイクロソフトが社員向けにそんな補助制度を始めた。東日本大震災の被災地の復興を支援するとともに、社員の家庭での節電につなげる。 同社には、福利厚生のひとつとして社員1人あたり年間2万円の旅行補助があった。これを被災3県への旅行は6万円、その他の地域への国内旅行では4万円にそれぞれ引き上げた。電力使用制限令がかかる9月22日までで、平日を2泊以上含む旅行が対象だ。 観光庁が7月、外出すれば、在宅時よりピーク時の電力量を約7割削減できるとして、積極的に旅行休暇をとるよう呼びかけたのが導入のきっかけ。同社は以前から在宅勤務も勧めており、例えば宮城県の温泉に滞在してネット経由で仕事をしても、今回の補助制度を使えば、6万円を支給するという。(野村周)
東日本大震災の被災地を支援する音楽イベント等のために先月来日した世界の歌姫、レディーガガ。 6月28日にニュースウォッチ9で放送した大越健介キャスターによる単独インタビューの内容を掲載します。 奇抜なファッション、政治的な言動、ネット時代の過激な歌姫。 そんな先入観を抱いて少し不安だった私たちの前に颯爽と現れたレディー・ガガは、 自身の価値観や青春時代の辛い体験、そして東日本大震災の被災地への思いや原子力発電への考え方などについて、よどみなく率直に語ってくれました。 LADY GAGAインタビュー 6月28日午後 於・東京都内ホテル Q(大越キャスター):まず3月11日の大震災の犠牲者への支援を呼びかけてくださったことに心よりお礼申し上げます。それはあなたにとって自然なことでしたか? LADY GAGA: ええ。自然なことでした。 Q:特別な決断ではなかったですか。 LADY GAG
被災3県で活動したボランティアの人数(岩手、宮城、福島3県の災害ボランティアセンターに登録して活動を行ったものが対象) 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県で活動するボランティアが、発生当日から3カ月間の延べ人数で、阪神大震災(95年)の3分の1にあたる40万人程度にとどまっていることが、内閣府のまとめで分かった。人数はゴールデンウイーク(GW)以降急減。被災地で復興の本格化とともにボランティアの需要が高まっており、関係者は東京など主要都市と被災地を結ぶ送迎バスを導入するなど、受け入れに奔走している。 内閣府の震災ボランティア連携室のまとめでは、3県の災害ボランティアセンター(VC)に登録して活動したボランティアの総数は、震災当日から6月5日までの約3カ月間で延べ38万7900人。このほか連合や生協、NPOなどがVCを経由せず数万人規模のボランティアを送り込んでいるとみられるが、合わ
東日本大震災から2ヵ月あまり、被災地をはじめ全国の人々は不安な気持ちを払拭できずにいる。首都圏以西に住む人々は以前より落ち着きを取り戻しつつあるものの、原発事故は終息しておらず、GWをまたいでも気分が晴れない。「被災地のためにできることは何か」と前向きに考える一方、巷の情報に対して一喜一憂を続けている。3月11日以降、我々はいまだ地に足がつかず、自分自身を見失っている状態と言えまいか。その理由として、自分の気持ちや行動を客観的に見つめ直すための指針を与えてくれる専門家が、世の中に少ないことが挙げられる。今回は、日本に数えるほどしかいないと言われる災害社会学の専門家の1人、関谷直也・東洋大学准教授に話を聞いた。大震災後、我々を取り巻く環境はどう変化したのか。そして、我々がとってきた行動の意味とは何か。改めて振り返ってみよう。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也)
大好きな優心ちゃん、智祐くんと一緒にニッコリ笑う歩未ちゃん(右端)=宮城県気仙沼市立大島小学校の体育館で2011年4月5日、杉本修作撮影 東日本大震災の大津波で、多くの被災者は思い出の詰まったアルバムも失った。「よかったら写真を撮ってもらえませんか」。カメラを抱えて取材に歩いた、宮城県内の避難所で、そんな言葉をかけられた。再出発を心に誓ったそれぞれの1枚を被災者に届けると、喪失感と疲労感で乏しく見えた表情は笑顔や涙であふれた。 「うちのばあさんを撮ってあげてくれませんか」。同県気仙沼市の離島、大島の市立大島小学校の避難所で、三上のぶよさん(74)が話しかけてきた。夫の甫(はじめ)さん(77)、義母ますへさん(98)と避難所で暮らしている。「次にいつ、ばあさんの写真を撮れるかわからねえですから」と、のぶよさん。海岸沿いで営んでいた民宿も実の兄(83)も津波で失った。 「ほら、笑って」。のぶよ
東日本大震災の被災地に支援物資として送られた古着が、引き取り手のないまま集積所に山積みとなっている。 必要量をはるかに超える善意の贈り物に、宮城県女川町はやむなく廃棄処分を始めた。岩手県の被災地でも事情は変わらず、今度は毛布やおむつの在庫も目立ち始めるなど物資支援の難しさが浮き彫りとなっている。 支援物資の集積所となっている女川町立女川第一中学校の体育館。片隅には、避難所から送り返されてきた衣類が入った段ボール約200箱が積み上げられていた。その一つを開けると、着古したセーターやズボンが押し込まれていた。中には黄ばんだ下着や油まみれのつなぎもあった。 「せっかく寄せられた善意でも、着る人がいなければ仕方がない」。同町職員の木村公也さん(51)は申し訳なさそうに話した。同町では、全国から送られてきた古着の約8割の引き取り手がないため、4月中旬から計7・7トンを廃棄し、一部は民間のリサイクル業
研究室: 〒181-8585東京都三鷹市大沢3-10-2 国際基督教大学 教育研究棟(1) 344室
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