印刷 関連トピックスグーグル 米司法省は24日、違法な医薬品の広告を米サイトに掲載したとして、米グーグルが5億ドル(約385億円)の課徴金を支払うことで同省と和解したと発表した。 同省によると問題となったのは、米国では処方箋(せん)が必要な医薬品を、米国向けに直販するカナダの業者の広告。グーグルは2003年以降、直販が違法と知りながら、検索エンジン連動型広告で紹介した。業者に広告の出し方の指南もしていたという。 5億ドルはグーグルと業者の利益の合計から算出したといい、この種の課徴金では過去最高水準という。(ニューヨーク=山川一基)