大分県の玖珠(くす)郡玖珠町では、日本でもめずらしい地形をみることができます。テーブル状になった台地で「メサ」と呼ばれる地形です。 場所:大分県玖珠郡玖珠町 強度がちがう地質がとなりあっている場合、軟らかい地層のほうが早く風化・侵食され、硬い地層のほうがあまり風化・浸食されません。硬くて浸食されなかった土地が、台地状にのこっているとき「メサ」と呼ばれます。メサがさらに浸食され、ひとつの孤立した丘になっているものが「ビュート」と呼ばれます。 参照:Wikipedia‐差別浸食 玖珠郡(くすぐん)には、こんなにめずらしい地形が玖珠町の南北に存在しています。玖珠町では、メサやビュートがどのような位置にあるか、下の略図で示してみます。 万年山(はねやま) 標高1140.2mの万年山(はねやま)は、上万年(うわばね)と下万年(したばね)とに分かれる珍しい2段メサです。 上万年は、流紋岩で構成され、下