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2009年12月30日のブックマーク (1件)

  • 梅毒500年史、その症状と歴史

    まずは上の画像を見てほしいわけですが。 東京裁判の被告席に並ぶ東條英機(手前)と思想家・大川周明。大川は民間人として唯一「A級戦犯」で起訴されるんですが、1947年4月9日、正式に裁判から除外されました。 なぜかというと、裁判中、大川は東條英機の頭をはたいたり、奇声を発するなどして常識を逸した行動をとっていたからです。大川は梅毒による精神障害と診断されました。(頭をはたく映像はこちら) 梅毒は、戦後にペニシリンが出回るまで、ほとんど完治できない性病として恐れられてきました。いったいどれくらい日で蔓延していたのか? まずは『解体新書』を出した杉田玄白に聞いてみたいと思います。 杉田玄白は、1757年、25歳の若さで江戸・日橋に開業し、町医者になりました。それから隠居するまでの50年、江戸のさまざまな病気を診たわけですが。 玄白が70歳の頃に書いた回想録『形影夜話』(1802年)には、次の