【鈴木明子のHAPPY_SKATING】2月に行われた四大陸選手権の公式練習で調整する鈴木明子選手。練習では「試合では必ず緊張する。そのときいつも通りにできるようにする」ことを意識しているという=大阪市港区の大阪市中央体育館(共同) 試合という大事な舞台に、練習からどう向き合うか。 クラブ活動をしている読者の皆さんにとっては現実的な話かもしれませんし、会社で働いている人たちにとっては、プレゼンテーションなどのリハーサルと本番のようなものかもしれません。 フィギュアスケートのシングルの選手は、大勢の観客の前でアイスリンクに一人で立ち、演技をしなければなりません。「どうやって緊張をなくしているのか」と疑問に思う読者もいるかもしれませんが、私は「試合のときは、かならず緊張するもの。そのときにいかにいつも通りできるか」ということに意識をおいています。 想像してもらえれば、わかりますが、いつもと違う