共産党の志位和夫委員長は22日、東京都内で開かれた党のイベントでバーテンダーにふんしてカクテルなどを提供し、来場者の悩み相談に乗った。 志位氏は普段、ウオッカやウイスキーなどアルコール度数の高い酒類をストレートやロックで飲むことを好むと説明した。来場者にはトマトジュースを使ったカクテル「ブラッディ・マリー」などを振る舞い、「赤い色は革命の色」と語りかけた。 また、「(恋人が)あまりツーショットの写真を撮ってくれない」と悩む若い女性に対し、「『私、モヤモヤしているんだけど』と言うのが一番ではないか。言えなかったら私が言う」と回答する場面もあった。 共産は野党共闘の再構築を呼びかけているが、立憲民主党が曖昧な態度に終始するなど展望は開けていない。終了後、記者団から「モヤモヤを伝えたい相手はいるか?」と問われた志位氏は、笑みを浮かべながら「だんだんと霧が晴れてくると思う」と答えるにとどめた。