「ギャラクシー賞3月度月間賞&年間賞」ならび「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」(作品賞ほか4部門)を受賞したTBS系連続ドラマ『アンナチュラル』。動画配信サービス「Paravi(以下パラビ)」でも、人気ランキングの上位に名を連ね、放送後も愛される作品として定着しつつある。そこで今回、本ドラマの脚本を手掛けた野木亜紀子さん(以下、敬称略)に、受賞の喜びや作品が生まれるまでの苦労、さらには脚本家の醍醐味などについて話を聞いた。 本ドラマは、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』(パラビで配信中)などのヒットメーカー・野木の完全オリジナル脚本を石原さとみ主演で映像化した法医学ミステリー。死因究明のスペシャリストが集結した「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、石原演じる法医解剖医が、個性豊かなメンバーたちと"不自然な死(アンナチュラル・デス)"を遂げた人間の死に向き合うことに