世の中には「社交」というものがあって、知り合いの人生になんらかのイベントが起きたとすると、それなりの交流が発生することになる。たとえば結婚とか誕生とか病気とか死とか。特に多数の人が関わることになる最初と最後の奴については、その「社交」にかかるコストの効率化を図ることが重要になる。 職場で誰かが入院したとして、全員が個々に「お見舞い」に行ったら、こちらも大変だし先方も迷惑だ。ロスが膨大すぎる。だから誰かが代表して「お見舞い」に行くことで、コストの低減を図ることになる。一番親しいか仕事上密接に関係あるメンバーとか、あるいは輪番制の単なる名目の代表が、「全員の適切な距離感に基づく見舞いの意」を表明しに行く。これをしとかないと、その人が復帰してきたときとか、ちょっと微妙な空気になってしまう。「あいつは見舞いに来たけど、あいつはこなかった…」とか、そういう空気になると困る。だから、大抵そういう「適切
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