アフリカの実情を多くの人に知ってもらおうと、吹田市の雑貨店主ら3人が支援グループを結成した。「詳しくなくてもできることはないか」との素朴な気持ちから生まれた取り組み。その第1弾として17日、世界最貧国の一つの中央アフリカ共和国で長年活動する助産師を招いた勉強会を大阪市内で開く。3人は「ちょっとしたことでも長く続ければ、思いもしないつながりが生まれるかもしれない」と参加を呼びかけている。(中西賢司) グループの名称は「中央アフリカについて考える会」。3人は、雑貨店主でリリィさんの愛称で呼ばれる小沢まゆさん(44)、常連客で私立大で社会学の講師を務める内海博文さん(43)、内海さんと同じ私立大で日本語学を教える櫛引(くしびき)祐希子さん(38)。 活動のきっかけは、リリィさんの店で2009年に開かれた手作り絵本の発表イベント。リリィさんは内海さんが手がけた本の表紙の写真に心を奪われた。 青空の