こんにちは。「シン・ゴジラ」を微細に語る会(略称:微細会)代表のヤシロです。このたび頼まれてもいないのに微細会を発足させ、代表に就任しました。 ごあいさつがわりに、本編の冒頭約30秒間のみに絞ってシリーズで語っております。「東京湾 横浜沖」の字幕が出てストーリーが始まるまでの、ドあたま部分が語る対象です。 ※画像は、シン・ゴジラ|シアターリストより 以下も、ネタバレを含んで語ります。 この記事で言いたいこと 「シン・ゴジラ」本編冒頭に出てくる3つの「東宝」は、世間の声の「無害化装置」として機能しています。 皆さまきっとなんのこっちゃ?でしょうから、これから9000字以上を費やして、いろんな角度からじりじりと説明していきます。 シリーズ要旨:「継承」と「反転」のシン・ゴジラ シン・ゴジラのテーマは「継承」と「反転」です。全編この2つに充ち満ちています。 本編の冒頭約30秒間をよく見てよく聞け
シリーズ要旨 シン・ゴジラのテーマは、「継承」と「反転」です。 第1のテーマ「継承」は、冒頭の30秒間をよく見てよく聞けばわかります。 要約:Executive Summary 「シン・ゴジラ」本編冒頭に響く巨大不明生物の「足音」と「咆哮」らしき効果音。 あれも、伊福部昭(1914-2006)の作曲です。 って、もっとみんな知ってほしい。 伊福部昭作曲「ゴジラの歌」の話 シン・ゴジラ本編の冒頭で使用されている「楽曲」に関する情報です。微細な話です。 楽譜(自筆)がある 効果音的な「足音」と「鳴き声」と思われがちなアレにも、ちゃんと楽譜があります。伊福部の自筆です。 ※画像は、Part VII – Godzilla|AKIRAIFUKUBE.ORG BIOGRAPHYより 「演奏」テンポは、ざっくりBPM60=1拍1秒ぐらいでしょうか。おおよそ4秒ごとにドーンときます。 でもって、「シン・ゴ
こんにちは。微細会代表のヤシロです。 頼まれてもいないのに「シン・ゴジラ」を微細に語る会(略称:微細会)を勝手に発足させ、代表の責を勝手に担いまして、まずは冒頭の約30秒間だけを徹底的に語ることにいたします。前後半2回シリーズの予定です。 1回目は視覚に絞った「見どころ」の秒殺解説です。 当記事ではもっぱら視覚だけに集中し、耳その他はしばしお休み。そこらは次回に。 結論:テーマは「継承」と「反転」 結論から述べます。シン・ゴジラ全編を貫くテーマは、2つあります。 「継承」と「反転」です。 映画史上空前レベルの継承ぶり、さらにそこからの反転ぶりには呆れかえるほどです。賛辞です。 読み取れる「継承」にまず注目 第1のテーマ「継承」は、本編の冒頭約30秒間で明確に打ち出されます。というのも、順にスクリーンに現れる5つの「画」によって、 「すべてのゴジラファン、特撮ファン、映画ファンへ贈ります」
大ヒット上映中の劇場アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の冒頭では、宇宙を舞台に、とある作戦が展開される。 スピード感と重量感にあふれ、観客を惹き込む宇宙のシーン。そこには、ある宇宙工学の現役研究者が裏付けと重みを添えている。エンディングロールに“宇宙考証協力”としてクレジットされているのは、はやぶさのイオンエンジンと同じ、電気推進の研究によって学位を取得し、現在は人工衛星を始めとする宇宙システムを専門とする、首都大学東京システムデザイン学部航空宇宙システム工学 佐原宏典准教授。すでに研究室サイトにて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 冒頭6分38秒 宇宙考証の解説』と題する記事を掲載している佐原准教授に、あらためて作品が追及した“宇宙のリアル”について聞いてみた。 ※『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の研究室サイト『宇宙考証の解説』」とそれに基づく本記事は佐原准教授の独断によるものです。実
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