北海道大学の学生(ネットの一部では有名な変わり者らしい)がシリアへの渡航とISISへの参加を企て、刑法史上初めてという「私戦予備・陰謀罪」で捜査されるという事案がありました。関連して、ジャーナリストやイスラム学者も家宅捜索を受けており、日本人および西欧社会がイスラム文化とどう向き合うべきか、という難しい問題を投げかけています。 この事案は、くだんの人物がかなり特異なパーソナリティの持ち主だということもあり、語り口を選ぶのが非常に難しいのですが、各方面の反応をつらつらと見ておりましたら、ぼくの語り口に合いそうなやり取りを見つけました。 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 (集英社新書) 作者: 中田考,内田樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/02/14メディア: 新書この商品を含むブログ (27件) を見るこの件で、家宅捜索を受けたという中田孝氏。以前からイスラム法学
――2015年末、アニメ『ノラガミ ARAGOTO』の製作委員会が本編内において、イスラム教にかかわる音声の不適切な使用があったと謝罪した。宗教的、文化的違いから、日本のアニメのイスラム圏への進出の難しさがたびたび指摘されてきたが、その真意とは何か?ここでは、イスラム社会、特にアラブ社会をより理解すべく、イスラム法学者・中田考氏と共に、その影響を考えていきたい。 (写真/佐藤裕信) ──今回はイスラム圏における日本のアニメやマンガなどの影響について、中田先生にお話をおうかがいしていきたいと思います。そもそも、先生ご自身もツイッターでアニメなどの話をされていて、かなりお好きな印象があるのですが……。 中田 考(以下、中田) ネットにいろいろと書かれている影響か、私がサブカル好きという噂があるんですよね(笑)。ですが、少し誤解なんです。私は『鉄人28号』や『鉄腕アトム』など、往年の人気アニメを
10月7日、中田考先生(@HASSANKONAKATA)が「私戦準備及び陰謀」の容疑をかけられている北海道大学学生の参考人として家宅捜索を受けた。 J-CASTニュースさんより、北大生が見たという求人の貼り紙 実は、僕は中田先生が社長を務められているカリフメディアミクスという会社の役員をやらせてもらっている(名ばかりでほとんど仕事をせずにいつも申し訳なく思う)。そのため、僕のところにも登記を見たという記者さん、あるいは僕が役員をやっていることを知っている友人からそれぞれ「何か情報を持っていないか」「菅谷は逮捕されるのか」などの連絡がいくつか届いた。 重ね重ね普段は何もしていないくせにこんなときばかり役員面するのは心苦しいが、こちらにてカリフメディアミクス社として本件に対する声明を公開している。 ここでは声明の中の 「報道と事実に違いがある(戦闘員としてではなく移民としての入国の予定となって
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