都構想とは「政令市大阪市を廃止し、五分割して特別区にし、大阪市が持っていた権限と財源を大阪府と今度設置される事務組合に移行させるもの」と考えてよいでしょう。 それが賛成多数だった場合どうなるか。 事業や資産の移動から考えてみましょう。 まず政令市大阪市を廃止すると、皆さんは住所が変わりますし大阪市民ではなくなります。 政令市は日本で最高ランクの自治体で、その機能は充実していますがその機能がなくなるため皆さんはそのサービスが受けられなくなります。 そこで代わりにどのような仕組みになり何を大阪市民は失うのでしょう。 まず、事業が大阪市から大阪府に移動します。事業とは大阪市民を支えるための自治体の仕事です。 大阪湾岸の大半の港湾管理、下水道、市営地下鉄、市バス、消防、病院、特別支援学校、市立学校など市民に重要なインフラの大半は大阪市から大阪府に移動してしまいます。 今後これらのありかたを直接大阪