マリオンの否定神学とリクールの解釈学的翻訳論の比較より 【注意書き】 本論は、日本基督教学会近畿支部会(2003年3月27日、神戸松蔭女子学院大学) にて発表した研究です。以下は、当日口頭発表した原稿ですが、各節の表題は、HTML化するにあたり、新たに私が補足したものです。 要約 (学会資料集に掲載) 「ありてある者」(Ex. 3: 14)という神名は、古代から現代に至るまで、神と存在の関係を巡る思索の争点であった(例えば、「出エジプトの形而上学」(E. Gilson)や「ハヤトロギア」(有賀鐡太郎)など)。だが、その解釈史の末端にある現代においては、もはやハイデッガーの「存在-神-論」としての形而上学理解を抜きにして、神と存在の関係を思惟することは不可能であろう。そのようなEx. 3: 14の解釈史とハイデッガーの哲学とをふまえつつ、現代フランスの二人の哲学者J. -L. マリオンとP
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く