前回、インダストリアルデザイン学科の川口先生が業界のプロに向けて講師を担当された「公益社団法人 大阪府工業協会」主催’3Dプリンタセミナー’の様子と、神戸電子で使用している3Dプリンタの紹介をしました。後半となる今回は、インダストリアルデザイン学科について、詳しく川口先生に語ってもらった様子をお届けします。 インダストリアルデザイン学科の全体カリキュラムは、3D-CADの設計とプロダクトデザインが二本柱となっています。CADを用いてデザイン図を引き、3Dプリンタでの出力、レーザーでの削り出しや加工などを経て、具体的な作品を製作しています。製作には3Dプリンタだけではなく、レーザーカッターや、その他のデジタルファブリケーションツールなどを駆使しながら、デザインや機械設計の手法を学んでいきます。 3Dプリンタを用いた制作物を紹介するに、丁度良い物が出来上がっていました。これらは釣り用のルアーで