道場! と、いうわけで復活した小説道場の第二回目をはじめようと思うのだが、困った事態が発生してしまった。なんと投稿作がないというのだ。 ま、正確に云うと栗本・ファイティング・薫門弟(なんと「名誉一級などいらない、五級でやらせてくれ」という申し出があった。勝ち気なやっちゃ。先生は薫くんのそういうところは好きだぞ)から『流星のサドル』『タトゥーあり』と二作も届いているのだが、どちらも400枚の長編ゆえ、まだ門番たちが読めておらず、また諸事情からこの二作はまとめて次回あたりにでも回そうと思っていたのだ。 しかし他に投稿がないのならいたしかたない、今回は栗本門弟の作品を評しようかと提案したところ、門番がそれは待ってほしいと泣き言を云ってきおった。ではどうするのだ、他に投稿作はないのだろうといじめてやると「実は一作、あるにはある」と云うではないか。なんだ、あるのならば問題ない。どれ、持って来るがよい