一週間ばかり前の地元の新聞「四国新聞」の話、震災後の日本のあり方について語る「日本を創る−震災と文明」と言う連載で、中沢新一氏が「科学と宗教」と言う題で文章を寄せているのを読みました。たぶんこの手の記事はそれぞれの地方紙に時間差で掲載されるので、他の地域でも見た人が居るかもしれません。 中沢氏と言えば宗教学者であると思っていたのですが、今回の文章の肩書きは「人類学者」であり、それも丁寧に大きく二カ所に掲げられていました。改めてちょっと検索したところ、最近彼はそちらの肩書きで活動されているらしい。それはまあ別にどうでもよいことですが。わたしは正直彼についてあまり深く知りません。威張ることではないのですが著書を読んだ記憶がありません。名前と20年くらい前にちょっと名前を取りざたされたことを知っている程度です。今回の寄稿について、ネット上で確認できませんでしたので、乱暴にまとめますと、「原子力発