日本人キャストやチームと共演した感想を教えてください。 何かミスをした時に軌道修正してくれる多くの日本人のコラボレーターに出会えたことは非常にラッキーでした。そして、自分の世界観を理解してくれる仲間と仕事をできたことも幸運だったと感じています。例えば、劇中に出てくる日本語の広告物やパッケージといったグラフィックは、僕は全く意味を理解が出来ない。分かるのは、そのビジュアルだけなんですよね。 チームメンバーは僕に本来のデザインや意味を教えてくれて、僕はそれを理解したうえで、敢えて他とは違うものを作るというプロセスを選びました。日本の方が見ると、あれ?と思うかもしれないのですが、この映画はファンタジーであって、僕は新しいものを作りたかったのです。 翻訳についても、僕の世界観にぴったりなセリフや言葉を選んでくれた野村訓市にも感謝しています。彼は、僕の事も映画の事も昔から知っていますから信頼の置ける
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