2020年東京五輪の公式エンブレムの酷似疑惑で揺れる中、フリーデザイナーの梅野隆児氏(47)が11日にツイッターで公開したエンブレムが話題となっている。「すてきなデザイン」「躍動感と勢いを感じる」などと称賛され、2万以上のリツイートの反響を呼んだ。梅野氏は、佐野研二郎氏のエンブレムを評価する一方で、参加資格が限定されていたデザインコンペについての問題点を指摘した。 「攻めてきたな。これ良いじゃん」。梅野氏は佐野氏のシンプルで先進的なエンブレムを見たとき、直感的に感じた。しかし、発表直後から批判的な世論の声が多かったことに同じデザイナーとしてショックを受けるとともに、佐野氏の攻めたデザインにある種の物足りなさも感じたという。 そんな思いが、自身でエンブレムを作るきっかけとなった。8月11日に、「ぼくのかんがえた東京五輪エンブレム」と題しツイッターに公開すると、またたく間に話題になりリツイート