週末にユーロスターの営業が停止したというニュースがありましたが,ヴュルツブルクでも常時氷点下の状況で雪が持続的に降っていました.近所のブドウ畑のある山で子供たちがソリをしていました. 集中して書いております. BH にて,世界の最先端の話をします。僕の持論では、カルダーノが伝統的なアリストテレスの4元素理論を批判して星辰の熱を事物の原理としたのは、彼独特なヒポクラテスのテクストの解釈から来ています。という重要な言及が再びなされています. アリストテレスの四元素説というのは,実は(と言うべきか,よく知られた通りと言うべきか,判断できませんが・・・)非常に微妙なものです.第一の理由としてアリストテレス自身が四元素を根源的な物体だと実は考えていなかった(ように読める)ということが挙げられます.というのも,『生成消滅論』の第一巻における「生成消滅の永続性」のマテリアルな原因,及び第二巻の元素の生成
昨夜は七時過ぎからレジデンツ内のホールでスティール氏の講演があり聴きに行きました.質疑も含めて終わったのは八時半過ぎで,そのまま帰宅しました. 昨日のBH で「アヴェロエス主義といえば知性単一論に研究者の関心は集中してきた訳で、その意味でも伝統的な視点に忠実にしたがった教科書的な分析をしているといえます」とコメントされていますが,本当にこれは「知性単一説の呪縛」とでも形容すべきものです・・・.とはいえ,そのおかげで色々できることが残されているとも言えますが・・・.>今朝は,アヴェロエスの『生成消滅論』と『気象論』の両中註解のラテン語への翻訳関連で,近刊の “Latin Averroes Translations of the First Half of the Thirteenth Century” を読んでもよく判らなかった点について,ダッグに尋ねました.すべてが揃っている『霊魂論』の大
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