米Googleは12月9日(現地時間)、8月に予告したChromeブラウザでの「HTML5 By Default」(Flashに代わってHTML5をデフォルトにする)の実施ロードマップを発表した。 HTML5 By Defaultとは、脆弱性を突く攻撃が頻発している「Adobe Flash Player」の使用回避を目的としたもの。ユーザーがFlash採用Webサイトを開いた際、HTML5でFlashの機能を実現できるWebサイトについてはHTML5を優先し、Flash Playerを使う必要がある場合は初訪問時にそのサイトでFlashの実行を許可するかどうかを選択する画面を表示する。 8月の時点では「Chrome 55」で導入するとしていたが、12月1日の同バージョンリリースで延期を発表した。 FlashからHTML5への移行をスムーズに行うため、HTML5デフォルト化は段階的に実施する