先日Swiftの公式リポジトリのマスタブランチにマージされた“Port to Android”プルリクエストによって,Android用の簡単なプログラムの作成が可能になった。このプルリクエストはSwiftのターゲットとしてAndroidを加えるもので,Linux環境を使用してARMv7プロセッサを搭載したAndroid用のクロスコンパイルを行なう。 Swift port to Androidの大半は,2人の開発者によって作成された — 2015年末にプロジェクトを立ち上げたZhowei Zhang氏と,PRを提出し,最終的にマスタにマージされるまでのフィードバックに対応した,FacebookのBrian Gesiak氏だ。当初は変更ファイル数54というPRの規模の大きさのため,提出からマージまでほぼ2ヶ月が必要だった。 前述のように,現時点で可能なことは,Linux環境からAndroidへ