前回の記事「WebエンジニアのためのSwift言語入門」では、ActionScript 3.0やJavaScriptなどのウェブ開発技術と比較しながらSwiftすうぃふと言語を紹介しました。今回もウェブ開発技術と比較しながら、フレームワーク「UIKitゆーあいきっと」と開発環境「Xcodeえっくすこーど」を使ってiOSアプリ開発手順を紹介します。本記事ではXcode 7.2とSwift 2.1を用いて説明します。 ウェブページ制作とiOSアプリ開発 ウェブページ制作では要素のレイアウトをHTML・CSSで行い、動的な振る舞いをJavaScriptで実装します。iOSアプリ開発においては、ボタン要素や画像要素といったレイアウトを「Storyboard」で行い、動的な振る舞いをプログラミング言語「Swift」で実装できます。Storyboardを使わずにSwift言語だけでアプリを作ることも可