発売日は2/22だが、秋葉原の書泉で先行販売?されてたので、購入した。この本の著者がこれまでに書いた本の評判がよろしく無いらしいことは、Twitterで事前に情報を入手していたから知っていたので、内容のひどさについてはある程度覚悟していたが、こりゃダメだ。何がダメって、細かい間違いがいくつもあるとかそれどころではなく、全体的にダメだ。以下、どのようにダメなのかについて、簡単に説明してみる。 関数型プログラミングについてほとんど触れられていない 「はじめに」には、次のようにある: (snip) オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方を利用できるということは、Scalaをマスターするためには両方の概念と用語、そして、それらを結合する新しい概念とその用語を学ぶ必要があるということです。しかし、本書では「Hello,Scala」を出力するための単純なプログラムからはじめて徐々に高度な内容にな