10日に始まる、「サラリーマン金太郎」、99年にTBSで高橋克典が主演した記憶が濃いが、今回はTV朝日系。高橋と同じ事務所の後輩、永井大が金太郎を演じる。同じくTV朝日系の同枠でヒットした「特命係長・只野仁」で高橋演じる只野仁の弟分を演じたよしみで、金太郎役をゲットした永井だが、ヒットした「〜只野仁」以後、同じく漫画を原作とした、「黒い太陽」で夜の蝶達を操るニヒルな黒服を演じていたものの、本来の彼の持つ、明るい健康的なイメージが生かされず、あまりピッタリのキャラクターとはいえなかった。 今まで、これといった大きな当り役が無い永井大に、高橋克典でヒットした“金太郎”を演じさせる事で、「男性向け漫画のドラマ化=永井大」というサイクル作り(“金太郎”以後も、“只野仁”や“島耕作”の漫画キャラで成功した高橋克典の後を追わせよう)という、事務所や製作サイドの“もくろみ”もうかがわせる。さて、二匹目の