東京五輪で国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)が、過剰に性的な意図が感じられる女子選手の映像を排除する意向を示した。AP通信が27日までに伝えた。OBS最高経営責任者のヤニス・エクサルコス氏は「私たちの報道で体の一部の詳細や近影といった、過去に目にしていたのと同じものは目にしないことになる」と述べた。 五輪では体操女子ドイツ代表がレオタードではなく「ユニタード」と呼ばれる足首までを覆うボディースーツで競技するなど、深刻化する女性アスリートの性的な撮影被害への対応が求められている。同氏は性的画像根絶の先に五輪が掲げる男女平等の目標があるとした。