スペイン北東部のカタルーニャ州の州議会はさきほど日本時間の27日午後10時すぎ、今月行われた住民投票の結果を受けてスペインからの一方的な独立を宣言する議案を賛成多数で可決しました。これに対してスペイン政府は、州の自治権の一部を停止し、州首相を解任するなどの強硬措置に出る構えで、双方の対立は決定的になり、事態は重大な局面を迎えました。
![スペイン カタルーニャ州「独立宣言」可決 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e00156d98b68e6020c12edd9ed2415196e63183/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fimg%2Ffb_futa16_600px.png)
このへんの話。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011129891000.html http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170908/p2 事情に詳しくない人からすると「なんでそんなにカタルーニャは熱くなってるの?」って感じだろうと思うので、簡単に解説したあとで補足説明をつけます。 5分でわかるまとめ今のスペインには「民族(ネーション)」をめぐって2つの対立軸がある 「スペインは単一民族(ネーション)からなる国だよ(だから地方の独自色はなるべくなくしていくのが望ましいよ)派」と「スペインはたくさんの民族(ネーション)からなる国だよ(だからもっと地方分権して独自の言語を守っていこうよ)派」 今の中央政府(国民党)はゴリゴリの単一民族派で、最大野党もどっちかというと単一民族派寄り、全国政党で多民族国家派なのは急
スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナで開かれた独立を求めるデモで、州旗「アスタラーダ」を掲げる参加者たち(2016年9月11日撮影)。(c)AFP/LLUIS GENE 【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で11日、スペインからの分離独立を求める数十万人がデモ行進し、2017年半ばの独立を目指す計画をめぐって意見の違いが生じている州議会の独立派に対し、結束と計画の統一を呼び掛けた。 この日は、1714年にスペイン王フェリペ5世(Philip V)が州都バルセロナ(Barcelona)を征服した「カタルーニャの日」(ラ・ディアダ、La Diada)に当たる。デモはバルセロナを含む5都市で開かれ、参加者たちは明るい日差しの中、赤と黄色のしま模様のカタルーニャの州旗を掲げ、カタルーニャに暮らす750万人の人々は独立する準備ができていると声を上げた。
6月24日、カタルーニャ自治州首相は、英EU離脱でスペインからの独立を求める根拠が強まったとの認識を示した。写真はカタルーニャ離脱派の集会。バルセロナで昨年9月撮影(2016年 ロイター/Albert Gea/File Photo) [マドリード 24日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は、英国の欧州連合(EU)離脱により、同州がスペインからの独立を求める根拠が強まったとの認識を示した。 プチデモン氏は声明で、英国がEU加盟国の承認を得ずに離脱を決定できたことで、カタルーニャ州もスペイン政府の承諾を得ずに独立を主張することが可能と指摘。「他のすべての国が行なっているように、主権について決定を下すことが可能なことを示している」と述べた。
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