規則を守らない子どもほど、一人きりでインターネットやメールに興じることが多い――。そんな実態が、警視庁が中学生を対象に実施したアンケート調査でわかった。 アンケートは今年7月、都内の中学校11校で実施され、1~3年の男女計4029人から回答を得た。全員に「規則を守らない」「友だちとの約束を破る」など規範意識を問う15の質問をし、規範意識が「高い」グループと「低い」グループに分けてアンケート結果を比較した。 放課後や休日の過ごし方を複数回答で聞いたところ、規範意識が高いグループは「家族と外出する」(21・5%)など家族と一緒に行動することが多かったが、低いグループは「インターネットのサイトを見る」(27・1%)「友だちとメールする」(23・9%)など一人で過ごす傾向があった。