国民的キャラクター、キキ役に挑む小芝風花[映画.com ニュース] 宮崎駿監督がアニメ化したことで知られる角野栄子氏の名作を、清水崇監督(「呪怨」シリーズ)が初実写映画化する「魔女の宅急便」のスチール写真が公開された。約500人が参加したオーディションで主人公キキ役を勝ち取った新人女優の小芝風花が、“魔女カラー”である黒のワンピースに身を包み、トレードマークのほうきを片手に凛とした表情を浮かべている。 原作は、1985~2009年に全6巻が発表された角野氏の同名児童文学(福音館書店刊)。魔女として修業に出た少女が、さまざまな経験を通して成長していく姿を描き、アジアやヨーロッパでも翻訳版が出版されるなど、各国で愛読されている。今作は、「八日目の蝉」で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、「おおかみこどもの雨と雪」では細田守監督とともに脚本を執筆した奥寺佐渡子が参加し、実写化に挑む。