女性活躍推進を背景に「ワーク・ライフバランス」の整備に取り組む企業が増えています。労働時間の削減も課題の一つ。人事評価の面でも「時間当たりの生産性」を重視する方向へと動いています。仕事を効率的に進めるスキルが、より必要とされるようになってきました。では、仕事を効率化するために、何から手をつければいいのでしょうか。 そこで、「働き方の見直しコンサルティング」を手がける株式会社ワーク・ライフバランスのコンサルタント、永田瑠奈氏に、個人で取り組める効率化の方法を教えていただきました。 見直すべきポイントは4つ。「時間の組み立て方」「スキマ時間の使い方」「オフィスでの動線」「職場コミュニケーション」です。 1.時間の組み立て方を見直す まず朝の就業前に、1日の予定を組み立てます。「10:00~11:00 打合せ」「11:00~11:30 Aさんに資料作成のレクチャーを受ける」など、30分単位で時間