先週wiredでも記事が出ましたが、ついにアップルが(部分的にですが)折れました。最近よく耳にする「修理する権利」の話です。 個人的に「修理する権利」に注目しはじめて約一年、その重要性への確信は日ごとに高まっています。今回はこの記念すべき(?)イベントを祝して、なぜいま「修理する権利」が重要なのかを考えてみたいと思います。 Appleはどのように修理を「拒んで」きたか出典:"Apple’s Diabolical Plan to Screw Your iPhone"手元にiPhoneがある方は、底面の充電ジャックの両脇にある小さなビスをよく観察してみてください。ビスの穴が星型になっていることに気づくはずです。もしあなたがiPhoneを物理的に修理したければ、まず最初にドライバーでこのビスを外し、筐体を開く必要があります。しかし、星型のドライバーを持っている人がいったいどれだけいるでしょうか?
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