人気TVゲーム「ドラゴンクエスト」の生みの親として知られるゲームデザイナー・堀井雄二さん(59)が制作した名作推理ゲーム「ポートピア連続殺人事件」が発売30周年を記念して、来年初頭にも小説として発売されることが分かった。同作の小説化は1987年以来2度目となる。 「ポートピア連続殺人事件」は1983年にパソコン版、また85年にはファミコン版として移植された名作推理アドベンチャーゲーム。ファミコン版は60万本を超える大セールスを記録した。シナリオの執筆からプログラミングまで制作は全て堀井雄二さん1人の手で行っており、この作品の成功が後の「ドラクエ」制作につながったとされている。 今回の「ポートピア」小説化について、出版元の青空出版社(板橋区)は「堀井さんの原点でもある『ポートピア』だが、すでに発売から30年が経ち、若者の中にはこの往年の名作を知らない世代も増えてきた。今回のノベライズを通じて