テングガール 作者:上山徹郎 掲載誌:『月刊ヤングキング』(少年画報社)2013年- 単行本:YKコミックス ところは山のふもとの「小天狗里(こてんぐり)」。 メガネでおさげ髪の「前堂亜美」が、カバン四つはこぶ。 いじめだろうか。 強制的とゆうより、自発的らしい。 同級生同士で、ほめられる行為でないが。 いまどきの能天気なキャッキャウフフに対する、さりげないアンチテーゼ。 アミはみなを尊敬しており、すこしでも役だちたい一心。 「スミレちやん」は美人でしつかり屋さん、「コノミちやん」はプロなみに絵がうまく、 報道写真家志望の「チエちやん」はプリキュア賞をめざしている。 それぞれの個性が物語にからみ、山里の神話をおりなす。 「町で怪獣が出没中」とゆう、チエちやんの取材は事実だつた。 小天狗里の歴史をしらべる「リチャード・ベイカーさん」が毒息でたおされる。 ただしくは怪獣でなく、幻獣「走竦(ばし