スマートフォンやタブレット端末は、今や一般消費者の間だけでなく、企業におけるビジネス用端末としての普及も進んでいる。しかし、いざ実際にスマートデバイスを業務システムの中に組み込む段になって、予期せぬ課題が持ち上がってくることも多い。特に、業務アプリケーションの開発や運用には、クライアントPC環境にはないさまざまな困難がある。 課題の1つはマルチプラットフォーム対応だ。スマートデバイスには、OSの種類だけでもAndroidにiOS、Windows Phoneと多様な選択肢があり、さらにこれに端末機種のバリエーションが加わると、アプリケーションが対応しなければならないプラットフォームの種類はかなりの数に及ぶ。また、OSのバージョンアップ間隔や端末のライフサイクルもPCと比べ極めて短いため、自ずとアプリケーションの改修や保守に掛かる手間も増えてしまう。 そこで現在注目を集めているのが、こうした課
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