札幌市内の公園にある高さ50メートルほどの山に積もった雪に大きな亀裂がみつかり、滑落などの危険があるため急きょ利用禁止となりました。 スキーやソリあそびで人気のある「モエレ山」のなだらかな山肌の雪が、ぱっくりと割れて地面が見えています。 札幌市東区のモエレ沼公園の管理事務所によりますと、きのう(11日)午前8時ころ、山の東側の斜面の雪が深さ1.8メートル、幅およそ2メートル、長さ90メートルにわたって割れているのが見つかり、急きょ利用を禁止しました。 亀裂の幅はきょう(12日)確認したところ、さらに6メートルほどに広がっているということです。 例年にない急激な積雪となったため、雪が自らの重みでズリ落ちたと見られ、当面の間、山は利用禁止になる見通しです。